有資格者のアドバンテージ

モチベーション向上策

私は国家資格の技術士(建設部門)を保有しています。

そんな過去に国家資格試験を何回も受験した経験が、中小企業診断士試験で活きたと感じました。

ここではそんな有資格者の皆さんが持つアドバンテージを紹介したいと思います。

①場慣れしていて緊張が少ない

某有名ブログなどでは(特に2次試験で)、「試験中に手が震えて字が書けなかった」、「汗で回答用紙が破れた」というような体験談が寄せられています。

しかし、国家試験を何回も受験した経験がある人はそこまで緊張しないのではないか、と思いました。会場の空気に飲まれる、とか、周りの人の鉛筆が進む音がプレッシャーになる、とか、そんなこと無いのです。

やはり、場数をこなして場慣れしている人は診断士試験の本番でも強いと思います。

②試験に集中出来るような工夫・準備が出来る

①にも通ずるポイントですが、有資格者、経験者は試験前から試験中、休み時間中、あらゆるタイミングで試験に集中出来るよう工夫・準備していると感じました。

例えば、「試験会場は冷房効き過ぎている場合のために脱ぎ着出来るものを持参しよう、短パンはやめよう」といった準備や、「腰とか身体が鈍ったり肩が凝ったりするから休み時間に廊下出てストレッチしよう」といった試験中のリフレッシュをしたり。

試験対策用に色々なところで書かれている準備を完全に真似ても、細かい自分なりの工夫が出来るのは、やっぱり場慣れ、経験者の余裕から来るものだと思いました。

③不合格経験者は自分に合うモチベーション維持・向上策を知っている

これも大きなポイントだと思います。過去に国家試験で不合格の経験のある受験生は、診断士試験に落ちても似たような経験があるため、初めて国家試験を受けた人と比べて気持ちの持って行き方(切り替えやモチベーション向上)が上手く出来る人が多いと感じます。

私自身、技術士試験は2回目で受かったため、初めての診断士2次試験で落ちた時も「なるほど、技術士と同じパターンだな。自分の弱みは見えた。あとはあのへんを頑張るだけだな。」とすぐに切り替え、冷静な自分がいました(と言っても現実を受け入れられなかったり凹んだ気持ちは多少引きずっているのですが)。

以上、有資格者のアドバンテージについてまとめてみました。

有資格者は試験前の準備段階から試験中、試験後の気持ちの切り替えまで一貫してアドバンテージがあると思います。似たようなバックボーンのある方は是非そのご自身の経験に自信を持って本番を迎えて下さい。

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