長丁場の試験勉強、年間通じて高い集中力・やる気を継続できている人っているのでしょうか?
私は何をするにもモチベーション・やる気がかなりのウェイトを占めるタイプなので、診断士の試験勉強でもモチベーション対策はかなり試行錯誤しました。某有名ブログの方がおすすめする方法や勉強一般で言われるような方法まで。
このページでは、自分が試したもの、そしてその中でも特に効果のあったものを紹介したいと思います。
「勉強をしない期間・集中できていない期間をいかに短くできるか」は長丁場の試験勉強で重要な観点だと思いますので、ぜひご自身にあったモチベーション対策の参考になれば幸いです。
モチベーション対策① 診断士になったら待っているバラ色の人生を妄想する【自分は効果なかった】
いろいろなところでよく見る&オススメされるこの方法。
実際に一足早く合格された方の体験談などを聞いてやる気を起こしたり、自分の活躍する姿を想像してモチベーションアップを図るようなことが紹介されていますよね。
私の場合はこれは全く効果ありませんでした。自分をうまく騙せる、マインドコントロールできる人はこの方法が良いかもしれません。
モチベーション対策② 勉強計画のバックワードスケジューリング【自分は効果絶大だった!】
仕事にも通じる対策ですが、終わり(試験当日)から逆算して「いつ何が終わっているべきか」を考えて今に向かってスケジュールを遡って(バックワード)組み立てるものです。
ここでは、私が実施して効果のあった、診断士試験に特化した具体的なバックワードスケジューリングの事例を紹介します。
まず、1番重要なのは「模試を試験1、2ヶ月前に入れること」。これは2つの効果があります。
①その日を試験当日と思い込んでその日を目標に勉強を計画(スケジューリング)できる
②模試の結果を受けて、自分の弱点を把握できる。
①によってバックワードスケジューリングを模試までに仕上げるスケジュールと、模試後に弱点補強を中心にレベルアップを図り本番までに仕上げるスケジュールに分けるイメージです。
模試はStudyingが全7科目セットで比較的安く(2022年度では2,000円)提供しているのでオススメです。
私はさらに、LECが1科目1000円で提供している科目別の模試も受けました。
科目合格している多年度生が2、3科目しか受験しない場合、Studyingの模試は全科目分あり無駄なので、LECの科目ごとの模試が合うと思います。
時期 | 実施事項 |
8/5 | 一次試験初日 |
8/2~8/4 | 財務会計(Studying最終復習) |
7/31~8/1 | 運営管理(Studying最終復習) |
7/24~7/30 | 中小企業経営・政策(3回転目) |
7/21~7/23 | 財務会計(Studying●回転目) |
7/18~7/20 | 運営管理(Studying●回転目) |
7/10~7/16 | 中小企業経営・政策(2回転目) |
7/6~7/9 | 財務会計(Studying●回転目) |
7/3~7/5 | 予備日 |
6/26~7/2 | 模試(Studying&LEC) |
6月第4週 | 中小企業経営・政策(1回転目) |
6月第3週 | 運営管理(Studying●回転目) |
6月第2週 | 財務会計(Studying●回転目) |
6月第1週 | 2次対策(事例IV)&予備日 |
5月第4週 | 中小企業経営・政策(Studying●回転目) |
5月第3週 | 運営管理(Studying●回転目) |
5月第2週 | 財務会計(Studying●回転目) |
5月第1週 | 2次対策(事例IV)&予備日 |
スケジュールを見ていただくとわかる通り、その他のポイントは、
- 私の場合は4月までやる気にならず5月スタート(GWにこのバックスケジューリングを思い立ち動き出した)
- 1次試験は2年目で残る3科目だけを対象にスケジューリング&二次対策も多少スケジューリング
- 5~6月はざっくり1週間単位でスケジューリング
- 7月上旬に模試を計画し、残り1か月間はスケジューリングの期間を短くしてスピードアップ
別ページにも記載しましたが、Studyingの中小企業経営・政策は問題数が少なく、さらに多く量をこなして記憶するため過去問完全マスターを購入し3回転する計画としました。
結果的に中小企業経営・政策は本番で76点取れたのでこの勉強法は正解だったと思います。
モチベーション対策③ 過去問を解くような能動的な行動が取れないなら、Youtube動画を見るという受動的な行動を【自分は効果大だった!】
1次試験対策としてはstudyingの問題を解きまくる必要があるものの、studyingのサイト・アプリすら見る気がなくなっている場合があります。
そんな時に、自分から能動的に動くことは出来なくても、勝手に脳に情報が入るような受動的な勉強・INPUTは割とすんなり受け入れられる事があります。
私は実際この方法でやる気スイッチが徐々に入っていきました。以下に実際私がやる気スイッチ入れられたINPUT用情報は以下のものです。
①早稲田出版YouTube
とても分かりやすい講師陣の授業が無料で見れます。通常のstudyingの勉強の中で分からない点はググる・コパる(copilot)で対応していくことになりますが、この講座で理解できる場合も多々ありました。
やる気が無い時、弱点の勉強が必要な時、該当する動画を探して聞いているだけで「あ。これ、メモっておこう」という点が見つかり、自然にstudyingのノート機能を立ち上げます。その繰り返しで気付けばstudyingの問題を回転できる習慣に結び付けられましたのでオススメします。
②ダンシ君のサブノートYouTube
登録者数1万人以上の有名サイト。まさに聞き流す用のチャンネルなので「〜ながら」勉強にピッタリです。自分はスポーツジムや通勤中にイヤホンで聞いてました。
③ほらっちチャンネル
中小企業診断士試験受験生にとっては有名人かもしれません。とても分かりやすく説明されるため、試験勉強初期など右も左もわからない時期は、ほらっち先生の情報に助けられました。
有料コンテンツが多いため無料動画は少ないですが、それでも独学者・はじめの一歩の情報としては参考になる動画が多いと思います。
ちなみに、東京の試験会場には姿を見せてくれる=応援に来てくれるため、運が良い人はご本人と会う事ができます。私は2次試験会場で会いましたが芸能人を見かけたくらいの嬉しさがありました笑
モチベーション対策④ 集中アプリで少しずつ勉強の習慣を身につける【自分は多少の効果あった!】
「集中」というAndroidアプリです。以下のように10分間、25分等の短めのタイマーボタンが用意されています。
つまり「まずは10分間だけ集中してみよう」というやる気スイッチ。
で、10分間が余裕で集中出来るようになったら25分、その次は60分、と伸ばしていって勉強習慣をつけてくれるというアプリ。
自分はこれでやる気ゼロの状態が1くらいに上がりました。その後にYouTube動画流し見してやる気スイッチがどんどん入っていきました。
以上、私が試した四つのモチベーション向上策を紹介しました。
モチベーションが落ちた時は色々やってみるのが良いと思います。
今回紹介した方法が、一つでも皆さんの性格や気分に合うもので、モチベーション向上策となって役立って頂ければ幸いです。
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