一次試験の手応えが悪かったり微妙だったり、それによって二次試験の勉強をするモチベーションが上がらないという方も多いと思います。
ここでは一次試験直後にやるべきこと、モチベーション向上策としての「考え方」を紹介したいと思います。
①精度の高い&楽な採点サービスを利用する
一次試験の解答が中小企業診断士協会から試験翌日に発表され、それが反映された採点サービスがTACから提供されます。
その名も「中小企業診断士第1次試験解答データリサーチ」。
試験後の期間のみ専用サイトが立ち上がるため試験前の段階ではこのサイトはリンクエラーとなります。
また、毎年サイトURLが変わる可能性もあるので、リンク先がない場合は試験後に「中小企業診断士 データリサーチ」でググってみてください。
自分の回答を入力した瞬間に点数・合否判定がされ、登録者全体の点数分布に対する自分の立ち位置含めて結果を教えてくれます。
これで合格点に達したことが確認できれば、いざ!二次試験の勉強に全力で取り掛かりましょう!
ギリギリの方・数点足りない方は次の②を参考にされてください。
なお、手ごたえがないからと言って適当に入力するのはオススメしません。
私は「手ごたえ的に厳しかったからまぁ合格はないだろう、とりあえず速攻で入力してどのくらい足りてなかったのか確認しよう」という諦めの気持ちで入力してしまった結果、合格ラインマイナス1点の合計点だとわかり、その後の没問で合格判定となりました(結果的には不合格だったため、入力ミスがあった)。
「ちゃんと正確に入れ直して点数の精度を向上させよう」と思ってもこのサービスは入力し直せません。
適当な入力をすると、最悪の場合、後述するような残念な結末を迎えることになるので、是非皆さんはこんなことがないよう、自暴自棄にならずきちんと回答を入力してほしいと思います。
②合格ラインギリギリの場合の対応
自己採点結果が合格ラインギリギリだと、二次試験対策をするべきか迷ったり、二次試験に向かう気になれない場合があります。私の初年度がそうでした。
そんな時にオススメしたいのは、「不安でもとにかく二次試験に向けて全力で動きましょう!」という点です。
本ブログでは1~2か年で合格するためのTIPSを紹介しています。
読者の皆さんはたとえ1発目で未合格となったとしても来年二次試験を受けることになります。であれば、遅かれ早かれ二次試験の勉強は必要になるので、一次試験の自己採点結果が微妙だろうが動いておくべき、と言えます。
実際、多くの年で没問(問題が不適切であったため全員が正解扱いになる)が試験1,2週間後に発表されます。
それで繰り上がり合格のような方も続出するわけです。この後で勉強始めて「出遅れた!」と反省しないためにも、是非いずれ必要となる二次試験対策は進めていただきたいと思います。
③ギリギリアウトで未合格となった場合のモチベーション向上策
自己採点でギリギリの中、「もしかしたら受かったかもしれない・でもわからない・けど二次試験対策しなきゃ」と何とかモチベーションを上げて二次試験対策までしていたものの、不合格通知が届く残酷な結末もあります。
私の場合、2022年度の初挑戦時の自己採点結果:419点で「1点足りない!」とモヤモヤしながら二次試験対策を進めていたら没問が発表され自己採点では合格点に到達していました。
テンション爆上がりの中、二次試験対策を進めていたら、、、
まさかの不合格通知。。。診断士協会に振り回された気分でした。
わたしはこの不合格通知の後、結局翌年の5月まで診断士試験の勉強から遠ざかることになります。
あまりにも点数がギリギリすぎた、そして没問があったことで自己採点上合格した気分になってしまった。二次試験を受ける気満々の中、不合格通知が届く、頭が真っ白。
全ては適当に自己採点結果を入力してしまったことが悪い。もっと言えばそもそもギリギリ不合格なのが実力なので仕方がないのですが、このギリギリ不合格と合格と勘違いした上での不合格通知は相当凹みました。
ここまでこじらせると半年以上勉強する気が起きなくなります。モチベーションゼロで、問題も見たくない、そんな状態でした。より合格率を上げるためにはこんな状態にならないよう、自己採点は正確にやる、どんな結果も受け入れるような心構えで「いずれ二次試験を受けるのだから準備しよう」、「ダメなら来年のリトライのための勉強を始めてやろう。次は圧倒的な点数で受かってやる」と思って、少しでもブランク期間を短くしていただきたいと思います。
それでも、年内完全に勉強しなくても科目合格で半分くらい受かっておけば翌年残りを片付けるために必要な期間は半年程度で十分ですので、割り切って何もしないのも一つだと思います。
その辺はそれぞれの性格、特性に合わせて作戦を立てていただければと思います。
コメント